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メディアエクスチェンジ(MEX)は4月1日、ATM（非同期転送モード）によるインターネット接続サービスを開始した。顧客は、地域系新電電各社が提供しているATM専用サービスを使ってMEXのATMバックボーンに接続する。ISPの相互接続や企業のイントラネットで利用すれば、高速・高品質な接続環境が提供される。
今回開始するサービスでは、接続する回線速度を1～135Mbpsまで1Mbps単位で契約できる。いったんポートを用意すれば、ハードウェアを交換することなく、需要に応じて回線速度を上げることも可能だ。ATMバックボーンについては、現在の東京～大阪間に加え、'98年度中に名古屋、福岡、広島、高松、'99年度には札幌、仙台、金沢への拡大を予定している。さらにインターネットKDDにも接続されることで、従来NSPIXPなどを経由して行なわれていた海外への接続も高速化できる。
MEXは、ISP間の相互接続を行なうIXサービスなどを提供する会社として'97年5月に設立。地域系新電電9社、三井物産、KDDなどが出資する。昨年9月に国内初の商用IXサービスを開始した。
('98/3/31)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]