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【新製品】

WWWブラウザーからパソコンを遠隔操作できるソフト「Desktop On-Call V2」発売

■URL
http://www.ibm.co.jp/pspjinfo/javadesk/

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、離れた場所にあるパソコンをWWWブラウザーから遠隔操作できるソフト「Desktop On-Call Version2」(Windows 95/NT、OS/2 Warp対応)を発売する。価格は9,800円で、4月24日出荷開始。同ソフトは、前バージョンが'97年12月に発売されているが、今回のVersion2は「100% Pure Java」の認定を得たほか、いくつか機能が加えらている。

 Desktop On-Callは、TCP/IPで接続された環境であれば、Javaアプレットが動作するWWWブラウザー(Netscape Communicator、Internet Explorer 3.0/4.0など)から遠隔操作できるというソフト。サーバー側(コントロールしたいパソコン)にインストールするだけで、クライアント側(コントロールするパソコン)には専用ソフトをインストールする必要がない。クライアント側のパソコンには、サーバー側のパソコンの画面イメージがJavaアプレットとしてダウンロードされるというしくみで、セキュリティについては、ユーザーID、パスワードによるアクセス管理で行なう。

 バージョン2で加えられた主な新機能は、WWWブラウザー上に表示されるデスクトップ画面の256色表示やリサイズ機能、サーバー側のファイルのダウンロード(アップロードは不可)といった点。ほかには、OS/2 Warpのサポート、Windows 95/NTのログオンパネルのサポート機能などが加えられた。

 日本IBMでは、同製品をコンシューマー向け製品と位置づけており、インストールしたマシンの負荷を避けるためにも、できるだけ小さいサイズ(コードで約2MB)で設計したとのこと。なお、同社のサイトでは、使用期限無しの体験版を4月下旬から、提供する予定だ。

('98/4/14)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]



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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp