【調査結果】

CSJがWWW利用者調査アンケート結果を発表
オンラインショッピングの経験者が全体の41.9%、女性比率の増加も目立つ

■URL
http://www.csj.co.jp/www7/

 サイバースペース・ジャパン株式会社は、第7回WWW利用者調査アンケートの結果をまとめた。これは、同社が運営するリンク集サイト「CSJインデックス」の利用者を対象に、'98年1月から2月にかけてWWW上でアンケートを行なったもの。有効回答者数は4,622人。

 調査によると、女性比率が昨年1月の結果(16.7%)と比べ、大幅に伸び26.8%。職業別にみると、昨年と比べて「専業主婦」が3.7%増加。6.6%となったのも興味深い。

 オンラインショッピングの経験者は41.9%で、昨年1月の結果(27.8%)と比べ、大幅に増加している。「これから試したい」と答える人も35.7%にのぼり、オンラインショッピングに関する関心は高まっているようだ。

 年齢構成は20代~30代が全体の80%を占めており、第1回('95年6月)から現在まで主なユーザー層は変わっていない。しかし、40代~60代が全体で16.8%(昨年は11.2%)にのぼり、高い年齢層のユーザーも徐々に増えつつあるようだ。

 インターネット利用歴は、'96年3月までは、6カ月未満の利用者が最も多く、約50%~60%を占めていた。しかし、今回の結果では1年以上の利用者が32.0%。2年以上が35.6%となっており、逆に6カ月未満のユーザーは15.7%に落ち込んでいる。新規ユーザーの参入が、以前に比べて落ち着いてきていることが伺える。

 また、使用ブラウザーはIEが昨年に比べ17.4%増加し、48.8%。一方でNetscapeは17.3%減少し、49.8%となっている。IEは'96年3月の時点で13.1%、Netscapeは81.0%であることを考えると、IEはかなりの勢いで増加していることがわかる。

('98/6/4)

[Reported by junko@impress.co.jp / ROKO]


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