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【新サービス】

最短で12時間前に更新されたページの検索が可能

「not found」ナシ!新着情報のみの検索サービス「フレッシュアイ」登場

■URL
http://fresheye.toshiba.co.jp/ (6月30日午前0時からサービス開始)

 株式会社東芝は、新規にオープンしたり更新したWWWページのみを対象にした検索サービス「フレッシュアイ」を6月30日から開始する。検索対象となるのは日本語のページのみで、利用は無料。東芝では、情報の「新鮮さ」をウリにYahoo!JAPANやgooといった他の検索サイトとの差別化を図り「ポータルサイト」としての普及を狙う。

fresh eye フレッシュアイの最大の特長は情報の新しさ。従来の検索サービスでは、多数の検索結果が出ても、すでにリンク先のファイルが消滅していたり、ページがあっても情報が古く役に立たないことがあった。このフレッシュアイでは、1日に数回ロボットがWWWサイトを巡回し、新しいと判断したページのみを収集、データベースに蓄積するので、常に新しいページのみを検索できるという。ロボットは、各サイトの更新頻度を自動的に学習し、内容が更新されそうなページを過去の経験値から予測、更新時期に合わせて訪問するといった設定も可能で、インターネット上の無駄なトラフィックを避けられるとのこと。また、データベースに蓄積されるのは、1カ月以内に更新/新設されたページのみで、1カ月以上何の動きもないサイトはデータベースから削除される。

 検索方法は、キーワードによる「フレッシュアイサーチ」と、テーマごとに検索できるディレクトリ方式の「トピックサーチ」の2種類が用意されている。特にフレッシュアイサーチでは、最短で12時間前に新設/更新されたページも検索可能とのこと。また、トピックサーチでは、専任の「フレッシュアイ編集部」が運営に当たり、アクセス数に応じてトピックを入れ替えたり、大きな事件が起きた場合に関連したページを集めた特集コーナーを設置する。検索結果は、過去1週間分の新規更新データだけを表示する「Weekly」と、過去1カ月分を表示する「Monthly」の2通りで表示する。検索結果は、更新日時順にソートをかけて並べ替えることも可能だ。なお、主に著作権関連の問題から日本新聞協会の会員新聞社、および一部のニュースサイトは検索対象には入っていない。

 本格サービス開始に先立ち、報道陣に公開された「フレッシュアイ」サービスを実際に使ってみた(機能はサービスと同一)。トップページには、「逆転勝訴 !? MS 訴訟最新情報 」や「ハリウッド版”GODZILLA”の最新情報! 」といった今話題になっている事項の見出しが並び、関連ホームページをすぐ参照できるようになっている。しかし、新聞社、雑誌社によるニュースサイトが検索できないのは惜しい。今後、東芝では、日本新聞協会とも話し合いをしていきたいとのことだ。

('98/6/29)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]



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