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【ソフトウェア】

Netscape社サイトとの連携など強化

Netscape Communicator 4.5 PR1公開

■URL
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.5/4.5_PR1/english/
http://home.netscape.com/eng/mozilla/4.5/relnotes/windows-4.5.html

Netscape Communicator 4.5

 Netscape Communications社は7月14日、WWWブラウザーを中心とするクライアントソフト最新版の評価リリース「Netscape Communicator 4.5 Preview Release 1」を公開した。現在、Windows 95/NT版、Macintosh版、UNIX版が公開されている。Windows 95/NT版はBasic/Complete/Professionalの3種類、Macintosh版はComplete/Professionalの2種類、UNIX版は1種類(プラットフォーム別)のアーカイブが用意されている。


What's Related

 Netscape Communicator 4.5では、Netscape社のサイト「Netcenter」との連携を強化した「Smart Browsing」が主な特徴。URL欄からキーワードを入力して関連ページを検索する「Internet Keywords」や、現在見ているページの関連ページを表示する「What's Related」の機能が用意されている(本誌6月18日号参照)。ほか、ツールバーに「My Netscape」ボタンが追加され、Netscape社のサーバーにある、各個人のスタートページへ一発で飛べるようになっている。インストール時にはデスクトップに、Netcenterへの登録アイコンも追加される(Windows版)。


Messenger

 また、メールクライアント「Messenger」も大きく変更。ニュースリーダー「Collabra」の機能が統合され、画面も3ペイン構成になり、Microsoft社の「Outlook Express」に似た画面構成となった。IMAPやLDAPのサポートも強化。「Pinpont Addressing」機能によってアドレス帳も強化されている。PalmPilotとのアドレス帳シンクロ機能も用意された(Windows版のみ)。ただしこれらは新機能なためNetscapeではアドレス帳のバックアップをとることを呼びかけている。ほか、メールの検索やフィルタリングも強化された。

 そのほか、Javaのパフォーマンスの向上、Windows版での「SmartUpdate Uninstall」機能のサポートなどがうたわれている。一方、プッシュ型受信ソフト「Netcaster」は外されている。設定をサーバーに置いてPalmPilotなど携帯端末と共用する「Roaming Access」機能は、後のリリースで実装予定。


('98/7/15)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp