■URL
http://www.lycos.com/press/whowhere/deal.html
米Lycos社は11日、WhoWhere社を1億3,300万ドルで買収することで合意したと発表した。WhoWhere社の運営するメールサービス、ホームページサービス、ディレクトリサービスなどを取り込むことで、ポータルサイトとしてのスタンダードを目指す。
WhoWhere社は、Webベースの無料メールサービス「MailCity」、無料のホームページサービス「Angelfire」、電話番号・メールアドレス・個人ホームページ・企業のURLなどの検索ディレクトリ「WhoWhere?」を提供している。MailCityの会員は現在930万人以上。また、Angelfireは、現在会員が130万人以上、月に10万人以上増加しているという人気のインターネットコミュニティとなっている。
Lycos社は今年初めインターネットコミュニティの「Tripod」も買収しており、Angelfireと合わせて310万人の会員を誇る世界最大のインターネットコミュニティを形成することになる。また、世界の人気サイトのトップ10のうち3つを傘下に収めたLycosは、AOL、Yahoo!、Microsoftに次ぐ4番目の人気サイトになるとしている。
('98/8/12)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]