|
■URL
http://www.idc.com/Press/083198Bpr.htm
IDC（International Data Corporation）は8月31日、米国のインターネット関連の投資が本当に報われるのは数年後という予測を発表した。
同社によれば、'98年時点では、インターネット関連の1ドルの投資につき回収できているのは50セント。これが今後5年以内に、投資1ドルにつき1ドル50セント回収できるようになる。総投資額も4～5倍に膨れ上がるという。IDCでは、収益があがる構造への転換点が2000年前後に来るのではないかと見ている。
同社は8月25日にも、'98年の米国のインターネット経済規模は1,240億ドルで、これが2002年には5,180億ドルに拡大するという見通しを発表している（本誌8月27日号参照）。今回はこれに加えて、西ヨーロッパ市場に関する見通しも発表された。それによると、'98年の西ヨーロッパのインターネット経済の規模は440億ドル、2002年には1,700億ドル規模に成長する見通しだ。
('98/9/1)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]