【新サービス】

アステル東京、PHSで文字情報やメールの送受信ができる「MOZIO」を10月より開始

■URL
http://www.astel.co.jp/tokyo/news/980902.html
http://www.astel.co.jp/tokyo/news/980902a.html

 株式会社アステル東京は、PIAFSの32kbps通信を利用してPHSでグルメ情報や映画などの情報を入手したり、メールを送受信できる「MOZIOサービス」を10月15日より開始すると発表した。利用するには対応端末が必要となる。現在のところ「exe(エグゼ)シリーズ」の「AT-31」、「AD-31」(オープン価格)が10月に発売予定だ。

 サービスは、グルメ情報などが得られる「MOZIOナビサービス」(通信料/32kbpsデータ通信料金)、専用のメールサーバーを介してメールをやりとりし、電源をオフにしていた場合もメール保存がされる「MOZIOサーバーメール」(通信料10秒までごとに7円)、MOZIOユーザー間でダイレクトにメールをやりとりし、サーバーでの保存はできない「MOZIOダイレクトメール」(通信料/32kbpsデータ通信料金)の3種類。どれも特別な手続きは必要ない。メールサービスは、どちらも最大512文字(漢字かな文字を利用した場合は256文字)がやりとりできる。インターネットメールには対応していない。従来のAメールなどのメッセージサービスとは全く別のサービスだが、exeシリーズはAメールなどにも対応している。なお、「サーバーメール」のサーバー保存期間は7日間。件数に上限はない。

 MOZIOサーバーナビサービスを使えば、パソコンなどを使わずに、グルメ情報や占い、天気予報などの情報を得られる。操作は、端末のダイヤルボタンと通話ボタンで行なう。PHSの位置情報を利用して、付近のレストラン、映画の空席情報なども検索できる。アステル東京では、順次契約コンテンツプロバイダーを増やし、情報量も増やしていくとのこと。

 なお、このサービスには、コンテンツ記述言語として、HTMLに似たアステル東京の独自仕様「ATML(Advanced Telecommunication Markup Language)」を使用している。文字や画像、メロディ、電話帳データなどの情報をブラウジングできるのが特徴。
 アステル東京以外でのサービスは現在検討中で、詳細は決まっていないとのことだ。

◎問い合わせ先
株式会社アステル東京 
TEL 0120-050-017

('98/9/2)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp