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株式会社シマンテックは9月3日、Windows 95/98/NT 4.0用ウィルス検出・ワクチンソフトの最新版「Norton AntiVirus Version 5.0」（NAV 5.0）と、企業などでNAV 5.0を集中管理するソフト「Norton AntiVirus Version 5.0 for Windows NT Servers」（NAV 5.0 for NT Server）を発表した。NAV 5.0は9月25日に6,500円で、NAV 5.0 for NT Serverは10月9日に98,000円で発売する。
NAV 5.0の新機能としては、ウィルスの検出されたファイルや疑わしいファイルを削除することなく隔離して対応する「検疫機能」、検疫されたファイルをウィザード形式でシマンテックのSARC（Symantec AntiVirus Research Center）にメール送付して解析してもらう「スキャン・配信機能」、ウィルス定義ファイルの差分ダウンロード、JavaアプレットやActiveXコントロールへの対応、LZHやBASE64など対応する圧縮・エンコード形式の拡大が挙げられている。
シマンテックではIBMの提携をもとに、全センターとの連携の機能を進め、全自動のウィルス対策システム「デジタル・イミューン・システム」を目指す。また、IBMのThinkPadやAptivaなどにNAV 5.0がプレインストールされる。
('98/9/3)
[Reported by masaka@impress.co.jp]