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【ソフトウェア】

Netscape、「mozilla」の最新バイナリ版を毎晩公開

■URL
http://www.mozilla.org/binaries.html

mozilla  Netscape Communications社は3日、オープンソースのブラウザー「mozilla」のバイナリ版を初めて公開した。

 今のところ公開されているのは、Windows(32bit)版、Macintosh版、Linux版の3種類。今後、同社は毎晩、その時点で最新のものを公開するほか、その他のプラットフォームの対応版についても、用意ができ次第FTPサーバーにアップロードする予定だ。

 ただし、これらは開発者向けに公開されたもので、同社が動作を保証するものではなく、いずれも30日間の使用期限付きとなっている。同社では、起動時にクラッシュしたり、ハードディスクの内容が全て削除されてしまったりする可能性もあると警告している。

 また、Windows版を動作させるには、「mfc42d.dll」など「Microsoft Visual C++」に同梱されている3つのDLLが必要となる。Macintosh版でも、Apple Computer社が開発者向けに配布している「Macsbug」のインストールが必要となる。

 編集部でWindows版をインストールしてみたところ、やや不安定なところもあるが、どうにか動作している。日本語も表示できる。インターフェイスは、基本的にバージョン4.0のものを引き継いでいるようだが、ウィンドウ右上の「N」マークの部分がモジラのイラストに差し替えられている。

('98/9/7)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp