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米有力紙ニューヨーク・タイムズがインターネット上に開いているWebサイトが13日、侵入者に乗っ取られ、修復のため10時間以上読めなくなった。
侵入したのは、さまざまなシステムに侵入し情報や金銭を盗んだとして'95年から服役しているケビン・ミトニック受刑囚の信奉者グループとみられ、同紙によると、乗っ取ったページに「ひどく侮辱的な」脅迫めいた文章などを掲載、同紙記者らをあざけるような内容もあった。
侵入者側は、ミトニック受刑囚の逮捕に至る追跡劇を本に書いた同紙のジョン・マーコフ記者に関心を示したとみられ、「ケビンを投獄する手助けをしたことで悪夢を見ることがあるか？」「お前のうそが不正義をもたらした」などの文章が目立った。乗っ取りは「人々を笑わせたかったから」とも書かれていた。
('98/9/14)
[Reported by masaka@impress.co.jp]