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http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/Hn091598.htm
Intelは15日、電話線を利用した家庭内LAN用のチップ「21145 Phoneline/Ethernet LAN controller」のメーカー向けサンプル出荷を開始したと発表した。Tut Systems社とのライセンスに基づき開発されたもので、屋内の電話線を使って1MbpsのLANを構築するシステム「HomeRun」に利用する。
HomeRunについては、この規格を標準化しようとする業界団体「HomePNA」が今年6月に設立されている(本誌6月24日号参照)。国内でも株式会社理経がこのシステムの販売を開始しているが、ISA/PCIバス拡張カードで7万円と価格はやや高め(本誌8月4日号参照)。今回発表されたチップを使うなどして、この価格をどこまで下げられるかが普及の鍵となるだろう。
('98/9/16)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]