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http://www.3com.com/news/releases/sep1698a.html
ITU(国際電気通信連合)は15日、スイスで行なわれた会議でV.90を56kbpsモデムの標準仕様として正式に採択した。
V.90は、これまでx2とK56flexの2つに分断されていた56kbpsモデムの仕様を統一するもの。この仕様自体は今年2月の段階で固まっており(本誌2月10日号参照)、すでに対応モデムの出荷が始まっている。しかし国内では、ITUの正式発表を待ちV.90の正式サポートを控えているプロバイダーがほとんどだった。ITUの正式アナウンスにより、こうしたプロバイダー各社の動きが活発化しそうだ。
なお、x2およびK56flex対応のモデムの多くはファームウェアのアップグレードによりV.90への対応が可能になっている。
('98/9/17)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]