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【ソフトウェア】

RealSystem G2がβ2に
Intelの技術搭載で品質アップ

■URL
http://www.real.com/g2/index.html
http://www.real.com/company/pressroom/pr/98/g2beta2.html

RealPlayer G2 b2  RealNetworks社は28日、RealSystem G2のβ2をリリースした。先頃発表されたIntelとの提携(本誌9月18日号参照)により、同社の動画処理技術「Streaming Web Video」が組み込まれ、エンコーダー、サーバー、クライアントの全てが新しくなっている。同社のWebサイトからWindows版の各ソフトウェア(英語版)がダウンロードできる。

 クライアントRealPlayer G2については、IntelのStreaming Web Videoと、RealNetworks自身が開発したFRU(frame rate upsampling)技術により、画質・音声ともに品質が向上している。従来15fpsだった動画の再生は30fpsにまで改善されたほか、GIFフォーマットがサポートされるなどしている。

 エンコーダーでは、Streaming Web Videoの組み込みによりエンコード時間が従来の1/4程度に抑えられているほか、1つのファイルで様々な回線速度でのストリーミングを可能にする「SureStream(旧SmartStream)」(本誌5月1日号参照)が搭載されている。

 サーバーは、これら新技術を使って作られたコンテンツを配信することができるようになっている。また、MPEG1のサポートも明らかにされており、今年4月に発表されたヤマハの「MidLive RS」のようなプラグインの形をとるという。

 同社では現在、Macintosh版のクライアントも開発中で、Intelチップを使ったWindowsプラットフォームほどではないものの、かなりの品質向上が期待できるとしている。RealSystem G2の正式版は、年内にもリリースされる見込みだ。

('98/9/29)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Taiga Aoki]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp