■URL
http://www.w3.org/TR/NOTE-HTMLplusTIME
http://www.microsoft.com/presspass/press/1998/Sept98/MSTimePR.htm
Microsoft社は24日、Compaq Computer社やMacromedia社と共同で「HTML+TIME(Timed Interactive Multimedia Extensions)」の仕様をW3C(World Wide Web Consortium)に提出、標準仕様としての勧告を提案したことを明らかにした。
HTML+TIMEは、HTMLにタイムコントロール機能を追加するための拡張規格。SMILと同じく、テキストや画像の表示に加え、音声や動画の再生のタイミングを制御できるが、XMLベースのSMILとは違い、従来のHTMLに変更を加えることでそれと同じ効果が得られるほか、DOMをサポートしているのが特徴。
提案ではSMILに取って代わるものではないとされているが、SMILのサポートに難色を示していたMicrosoftだけに、今回の提案は、SMILの提案者であり、ストリーミング分野においてますます勢力を拡大しようとしているRealNetworks社への牽制の意味も込められている。
('98/9/30)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Taiga Aoki]