■URL
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease680.html
Netscape Communications社は30日、3M社と提携し、Communicatorのカスタマイズサービスを提供すると発表した。ただし、サービスの開始時期や料金については明らかにされていない。
「Communicator-To-Go」と呼ばれるこのサービスは、従来Client Customization Kit(CCK、本誌3月12日号参照)を用いて、プロバイダーなどの各ディストリビューターが個別に行なっていた作業を代行するというもの。ブックマークやツールバーの内容や最初に表示されるスタートページの設定に加え、メールサーバーやニュースサーバーの設定などをカスタマイズすることができる。
なお、ブラウザーのカスタマイズからCD-ROMのプレスまでの実際の作業部分については、3M側が引き受ける。
シェアを拡大するためには無料ダウンロードに頼るだけでなく、プロバイダーに標準ソフトとして採用させて、顧客向けに配布するCD-ROMにバンドルしてもらうことも重要と考えられるようになってきている(本誌10月1日号参照)。新サービスの提供により、どれだけInternet Explorerに奪われたシェアを取り戻せるか、気になるところだ。
('98/10/1)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Taiga Aoki]