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■URL
http://www.xbeam.co.jp/ (クロスビームネットワークス)
http://www.gaminator.com/ (GAMINATOR.COM)
クロスビームネットワークスとP&Aは9月30日、CATVインターネットのユーザー向けにパソコン用のネット対戦ゲームを提供していくことで提携したと発表した。ゲームソフトのダウンロードサービスや対戦サーバーの設置を行ない、CATVインターネットの高速回線を利用した快適なネット対戦環境を構築する。10月中旬にも、東京の立川マイ・テレビと武蔵野三鷹ケーブルテレビで開始する。
クロスビームネットワークスがケーブルテレビ局に提供しているコンテンツ配信サービス「WebPlus+」に、P&Aの運営するPCゲーム情報サイト「GAMINATOR.COM」を追加する。WebPlus+のコンテンツは、各ケーブルテレビ局内のサーバーに設置されるため、ストリーミングデータや大容量データもストレスなく配信できるのが特徴だ。GAMINATOR.COMには、P&Aの販売する最新ゲームの紹介やデモ版のダウンロードコーナー、通販コーナーなどが用意されているが、WebPlus+により、CATVインターネットのユーザーが快適にプログラムをダウンロードできるようになる。回線状況にもよるが、15MBのデータでも10秒程度でダウンロードが完了するそうだ。ゲームは、「SiN」「クウェーク」をはじめとした、200以上のタイトルが紹介されている。
また、これらのゲームのネット対戦サービスを提供するKALIサーバーも各ケーブルテレビ局内に設置する。その局のネットワーク内ではLANとほぼ同じ感覚で快適にネット対戦が楽しめるという。ただし、ネットワーク外からはアクセスできないため、実際に対戦できる相手は限られてしまう。現状では、ネットワーク外にある一般の対戦サーバーを利用することになりそうだ。それでも、CATVインターネット経由なら、ダイヤルアップ接続よりも高速に接続でき、電話料金を気にしなくてもいいため、ストレスなくネット対戦が楽しめるはずだ。
クロスビームネットワークスでは、「当初は、大容量データのダウンロードサービスをアピールしていくことで、ユーザーを取り込みたい」としているが、将来は、すべての局からアクセスできる対戦サーバーを設置し、広くネット対戦を行なう環境なども考えているという。WebPlus+は、すでに立川マイ・テレビと武蔵野三鷹ケーブルテレビで提供されているほか、年内に10前後の局で展開する予定だ。
('98/10/1)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]