■URL
http://www.sega.co.jp/dreamcast/
概要を説明する入交社長 |
Dreamcastには33.6kbpsのモデムが内蔵されているほか、「Dream Passport」というCD-ROMが付属しており、買ったその日からネットサーフィンが楽しめるようになっている。初期バージョンのWebブラウザーはHTML 3.2対応だが、将来的にはInternet Explorerベースのものが搭載されることになるという。
また、メールの送受信も可能。データはセガのサーバーに保存されることになる。オフラインでメールを書くことができるので、電話代もおさえられる。「Dream Flyer」(仮称)というメールソフトも発売予定で、これを使えば、動くキャラクター入りのメールのやり取りも可能だ。
Dream Flyer |
さらに、同社はユーザー向けのオンラインマガジン「Dricas(ドリキャス)」を創刊。最新ゲーム情報や、有名漫画家による「日替わりマンガ」などが掲載される予定だ。このほか、日刊のメール新聞も創刊。株式会社ゼンリンと提携し、近くに住むユーザーとのコミュニケーションが楽しめる「どりーむまっぷ」などのサービスも提供される。
これらに加えて発表されたのは、ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社と提携。DreamcastからWebTVのコンテンツサービスを利用できるというもの。来春、アクセス用のCD-ROMが無料で配布される。この場合、WebTVの月額基本料金が別途必要となる。
湯川専務 |
発売日は11月27日。価格は29,800円(税別)。ゲーム機としては、安くもなく高くもない価格設定。しかし、他のインターネット・セットトップボックスの価格が5万円前後であることを考えると、かなり割安に感じられる。
('98/10/6)
[Reported by yuno@impress.co.jp / 金丸雄一]