米下院は12日、インターネットなどコンピュータ上で送信される映像や情報、音楽などの著作権を保護するための法案を可決した。上院も同様の法案を既に可決している。
法案は、暗号などで保護されたコピー防止措置を破った場合の罰則を規定。同時に防止措置を破るための装置やサービスの製造、流通、輸入も禁じている。
世界知的所有権機関(WIPO)は'96年、コンピュータ通信網上での著作権を保護するための新たな国際統一基準を設けた。インターネット大国である米国は、今回可決した法案で、この基準に沿った国内手続きを整備することになる。
('98/10/13)
[Reported by masaka@impress.co.jp]