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【新サービス】

WWWサイト、専門データベースの一括検索が可能に

「goo」がリニューアル、検索機能を強化

■URL
http://www.goo.ne.jp/

 日本電信電話株式会社(NTT)、株式会社エヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)は、検索サービスの「goo」を10月16日からリニューアルすると発表した。検索機能を強化するほか、ニュースや天気予報、ビジネス情報などを提供する「ホットチャネル」での情報も増強する。

 検索機能面でのリニューアルは、従来の「パワーサーチ」と「バリューサーチ」を統合し、「サーチ」の名称で一本化するというもの。これにより、WWWサイトの検索に加え、従来バリューサーチでのみ可能だったニュースや雑誌記事、企業情報などの情報も一度に検索できるようになる。また、従来から情報を提供している日経BP、紀伊国屋書店、帝国データバンク、アスキーに加え、NTTPCコミュニケーション提供による「CNET Japan」、ソフトバンクによる「ZDNet」の記事データベースも合わせて検索できる。ほかには、ホテル情報や学校情報、タレント情報のデータベースを検索できる「moreサーチ」機能も追加される。

 なお、検索結果は、WWW上のサイト情報、各専門データベースごとに別々に表示する。ボタンをクリックすると結果を切り替えて表示するので、一度の検索で膨大な量の検索結果が1画面に表示されるということはない。



・トップ画面

・検索結果画面


 ホットチャネルでは、「ch3:マルチメディア」チャネルで従来から記事情報を提供している「HOTWIRED JAPAN」、「ASCII24」に加え、CNET Japan提供の海外ニュースが掲載される。また、10月30日からは「ch1:ニュース&天気」に、日本気象協会提供の防災気象情報が追加される。警報注意報、地震、津波情報はリアルタイムで、台風情報は1時間毎に更新するとのこと。なお、リニューアルに伴い、ホットチャネルで提供している為替レート、ファイナンスニュースなどの最新情報をgooのトップ画面上に表示するようになる。

 今回の発表で興味深かったのは、NTT、およびNTTアドより報道向けに配信されたプレスリリース。'98年5月の前回リニューアル時には「検索エンジン“goo”」としていたが(本誌'98年5月21日号参照)、今回は「ポータルサイト“goo”サービスを大幅強化」と、明確にポータルサイトであることを謳っている。

('98/10/14)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / 金丸雄一]

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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp