■URL
http://www.zonaresearch.com/browserstudy/1998/oct98/98browser.html
Zona Researchが9月中に行なった企業におけるブラウザーシェア調査の結果を公表した。
「一番よく使うブラウザーは?」という問いに対し、Internet Explorer 4.xと回答したユーザーが32%と最も多かった。しかし、Communicator 4.xが29%、Navigator 4.xが21%、Navigator 3.xが9%、Navigator 2.xが1%で、合計60%のユーザーがNetscape製のブラウザーを好んで利用している。前回の調査でNetscape製品を使っていると回答したユーザーは54%(本誌7月15日号参照)で、以来シェアを6%回復したことになる。
一方、利用するブラウザーを企業が指定するケースも63%に及んでおり、このうち54%がInternet Explorer 3.x/4.xを指定している。
同社はメールソフトについての調査も行なっており、Outlook(18%)、Exchange(9%)、Outlook Express(10%)などのMicrosoft製品が市場の4割を占めている。このほか、Communicator(11%)やNavigator(7%)といったNetscape製品も健闘している。ただし、メールソフトについては日本語化の問題もあり、これがそのまま日本の市場に当てはめられるわけではない。
なお、組織としてスタートページを指定している企業の割合は38%、という数字も出ている。
('98/10/16)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]