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■URL
http://www.ffnet.or.jp/fmall/
富士銀行、安田信託銀行、安田火災海上保険、安田生命保険の芙蓉グループ金融4社は26日、インターネットを利用した金融・保険商品販売で業務提携することに合意したと発表した。同日、Webサイト「富士総合金融モール」において、信託商品などのオンライン販売サービスを開始した。最近国内でも注目されている金融商品のECマーケットにおいて先鞭を付け、主導権を確保するのが狙い。
富士総合金融モールは、系列シンクタンクの富士総合研究所が運営する金融情報サイトとしてすでに開設していたもの。4社のサイトをリンクさせるかたちで金融情報の提供を行なっていたが、今回、富士銀行のインターネットバンキング／ショッピング決済サービス「富士サイバーバンク」が商用サービスを開始したのを機に、金融商品のオンライン販売サービスも提供することとなった。商品の購入申し込みをホームページから受け付け、決済は富士サイバーバンクを利用、代金が口座から引き落とされるシステムとなっている。26日より富士銀行の定期預金と安田信託銀行の貸付信託商品「ビッグ」のオンライン販売がスタートしたほか、11月20日に安田火災海上保険の海外旅行傷害保険、'99年4月に安田生命保険の養老保険の販売を開始する。取り扱い商品は今後も順次拡大していくとともに、金融情報サービスにも力を入れるとしており、年末までに富士証券によるマーケット情報も提供する予定だ。
なお、富士サイバーバンクは、商用サービスの開始とともに全店舗で利用できるようになった。同行に口座を持つ顧客が対象で、年間利用料は1,260円となっている。
('98/10/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]