郵政省は30日、コンサートホールなどで携帯電話や簡易型携帯電話(PHS)の呼び出し音が鳴るのを防ぐため、一種の妨害電波を発して着信しないようにするための無線局の免許申請を12月1日から受け付けると発表した。
呼び出し音は演奏者や聴衆に迷惑となるため、郵政省が研究会を設けて対策を検討していた。携帯電話・PHS以外への影響を今後も検討しなければならないため、無線局は実験局として認める。
免許の対象となるのは無線設備のメーカーや移動体通信事業者のほか、劇場、コンサートホール、演芸場などの管理者。美術館や図書館、病院などは対象とはならない。
('98/11/30)
[Reported by masaka@impress.co.jp]