Internet Watch Logo
サオリ姉さんのSurfin'USA
about サオリ姉さん

バーチャル・グラミー賞 (97/02/28)

2月26日、ニューヨークのMadison Square Gardenで行われた第39回グラミー賞。Eric Clapton、Babyface、Celine Dionらの受賞にまじって、ヒラリー大統領夫人が非音楽部門で登場。昨年8月に行ったスピーチを元にした著書「It Takes A Village」の朗読アルバムでの受賞となった。残念ながらテレビでの放送を見逃したという方も、インターネット上の情報を活用して、グラミー賞を楽しむことができる。

まずは、89にも及ぶカテゴリーの完全受賞情報。これは、正式データを持つNARASのGrammy公式サイトで入手できる。

また、Apple ComputerがNARASと提携し、Grammy Webcastをオープンしており、こちらも必見。RealAudioやStreamWorksを使い、楽屋にいるアーティストへのインタビューやステージでのリハーサルなどの模様を、5日間にわたって生放送した。なお、放送分のアーカイブはいつでも再生でき、楽屋ならではのリラックスした雰囲気が楽しめるようになっている。

インタビューでは、インターネットでの放送を意識してか、自分の使っている音楽ソフトやインターネットへの感想などを熱心に語るアーティストも多かった。また、このサイトでは、アーティスト飛び入りのチャットも行われ、運良くアーティストと会話できたファンもいたようだ。寒空の下、会場前でスターをじっと待つより、ずっと賢い方法かもしれない。

 さて、司会のEllen Degeneres嬢、日本ではいまいち馴染みが薄いが、People's Choice Awardで「最も好感度の高い女性コメディアン」賞を受賞した人気者で、現在主演中のテレビコメディー「Ellen」はEmmy Awardにノミネートされている。ウィットの利いた語り口調を生かしたコミカル・エッセー「My Point... And I Do Have One」もNew York Timesのベストセラーリストの1位となるほどのマルチタレントだ。ついでに、こんな情報も収集しておくと、同僚との会話でグラミー賞の話題が出てきた時、ちょっぴり鼻高になれるかも。

バックナンバーリストへ戻る
INTERNET Watch

Copyright(C), 1995-1997 Impress Corporation.
internet-watch-info@impress.co.jp