Internet Watch Logo
サオリ姉さんのSurfin'USA
about サオリ姉さん

名作をインターネットで満喫 (97/03/07)

このところ、スケールばかり大きく中味のないハリウッド映画に嫌気のさした監督たちが、次々と古典名作を送り出している。学生時代嫌々読んだ古典英文学が、現代感覚の魅力的な映画に仕上がっているのを見ると、ふと本気で原作が読みたくなったりする。そんな時、すぐに原作が見つかったりするのがインターネットの面白いところ。

例えば、1月末から公開されている「Hamlet」。英国の実力派監督兼俳優Kenneth Branaghの、4時間にも及ぶ大作。公式サイトは、作品の持つミステリアスな雰囲気をかもし出した上物だ。Branagh扮するハムレットのイメージにうっとりしたら、Internet Public Libraryへ行くといい。最下段の「Tragedies(悲劇)」の棚から「Hamlet」の原作を読むことが出来るのだ。

10代の若者たちに人気の、Leonardo DiCaprioが扮する「Romeo & Juliet」は、古典のポップな解釈で評判。遊び心満点の公式サイトでは、ウィリアム・シェークスピアは「CoolなBill」と呼ばれている。こんなに楽しく紹介されると、思わず原作を読みたいと考える少年少女もいるだろう。そんな時はやはり最下段の「Romio & Juliet」原作を手に取ろう。

さて、ここまでシェークスピア関連の話題が続いたが、4月1日にはトルストイの「Anna Karenina」が公開される。扮するのは日本でも人気のSophie Marceau。ロシア文学には歯が立たない向きも、Marceauの魅力的なイメージを描きながらであればページが進むだろう。本来なら、ロシア語の原書が欲しいところだが、残念ながら見当たらなかった。なお、英語版The Network Libraryから手に入る。

週末は名作が表示されたウィンドウをスクロールさせながら、デジタル文学少年・少女を気取ってみるのもおつなものだ。

バックナンバーリストへ戻る
INTERNET Watch

Copyright(C), 1995-1997 Impress Corporation.
internet-watch-info@impress.co.jp