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ティーンの共通語「Beeper Lingo」 (97/04/23)

電子メールがコミニケーション手段として利用者急増、というのは今となっては当り前の話になったが、身近な家族や友達との間のコミニケーション手段の王様はやっぱり「Beeper」。「Beeper」とはポケベル(pager)の愛称で、特に10代の若者たちの間では広く定着している呼び名だ。

数あるポケベルの中でも、低価格のNumeric Pagerは人気商品。数字のみの表示だが、クリエイティブで想像力豊かなティーンたちは、その仕様を逆手にとって「Beeper Lingo(ポケベル語?)」を楽しんでいる。例えば、Beeperに「143」が表示されたら、これは「I love you」のことだからニッコリ。「823」でまたまたニッコリ。「Thinking of you」という意味らしい。日本でも女子高生たちの間で、似たような文化が定着しているらしいが、基本的には同じ発想だ。

ほかにも楽しい「Beeper Lingo」が色々とあるので、ざっと眺めてみよう。ただし、仲間内によってはかなり方言があるので、使用する場合は注意する必要がある。Motorolaの紹介ページなども参考になる。

Beeper Lingo理解のポイント
143I love you各単語の文字数から
823Thinking of you
747Let's fly!747といえばジャンボ機
911Urgent, call me now!911は日本でいう110番
1-177155-4011I miss you目を細めて見る
07734Hello逆さに見る
7734-2-09Go to hell
038-2-09-2237Let's go to bed
3838Baby(BEBE)

また、Motorolaの人気商品「LifeStyle Plus」にエアブラシペイントをすれば、たちまち日本で流行の「たまごっち」も負けないキュートなアイテムに変身。さらには、Beeperユーザーの多さに目をつけたMTVが、「MTV Pager Network」という番組を開始する予定。MTVロゴ付のポケベルは、MTVイベントがあるごとにメッセージが転送される仕組みになっているとか。こちらもティーンの必須アイテムになりそうな雰囲気だ。

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