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サオリ姉さんのSurfin'USA
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今週の新着映画サイト (97/07/04)

98年春米国上陸!ゴジラ情報を先取り「GODZILLA.COM」

 1954年に東宝が制作した「ゴジラ」は、1956年にはRaymond Burrなどを起用した国際版「Godzilla, King of the Monsters」で米国デビュー。以来、日本が生んだ世界で最も有名な怪獣として、根強くカルトファンに愛されてきた。しかし、「Godzilla vs. Mothra」や「Godzilla vs. Destroyah」など、日本で制作された過去22本のゴジラシリーズは、アメリカではなかなか見ることができない。来年5月末に公開予定の最新作「GODZILLA」はそんなファンが待ち焦がれる大作だ。監督に「Independence Day」のRoland Emmerich、主演に「War Game」「Project X」のMatthew Broderick。磨きのかかった特撮の迫力が、大いに期待される。
 公開まであと300日…。7月2日にオープンしたオフィシャルサイト「GODZILLA.COM」は現在フェーズ・ワン、予告の予告と言ったところだ。制作者や出演者が次々と登場する「Welcome to GODZILLA.COM」というビデオクリップの後、作品の予告編が楽しめる。GFN(Godzilla Fan Network)に登録すれば、G-mail(ゴジラ情報メール)が送られてくる。「G-PEG of the day」は毎日変わるゴジラの画像で、コレクターたちはもう集めはじめているようだ。このサイトは公開の日まで徐々にフェーズを変え、キャストを交えたチャット、マルチプレィヤー・ゲーム、未公開写真、VRMLなどが続々とアップされていく予定だ。

007新作「Tomorrow Never Dies」

 こちらも公開はまだまだ先の007シリーズ新作「Tomorrow Never Dies」。James Bondは前作と同様Pierce Brosnan。未来兵器を巡ってのお馴染みアクションストーリーだ。6月30日にオープンしたオフィシャルサイトは、予告編、写真集、撮影状況ニュースなど、数々の先取り情報を掲載。撮影の進行と同時に内容も充実してくる様相だ。

究極のダークコミックの映画化「Spawn」

 漫画家Tod McFarlaneによるダークコミックの傑作を実写映画化した「Spawn」。ストーリーは、上司の陰謀により悲惨な死を遂げた若きCIA捜査官Al Simmonsが、悪魔との取り引きで現世に復活するというもの。地獄の主Malebolgiaから授かった悪魔の力を持ちながらも、正義のために地獄から沸き出る数々の魔物と闘うという、どことなく日本の傑作漫画「デビルマン」を思わせる内容。原作のコミックブックは全60巻を超えるヒット作品で、HBO(ケーブルテレビ)でのアニメ版も人気だ。そんな中、実写映画としてこの夏登場するというから話題騒然。「ジュラシックパーク」「ターミネーター2」で特撮担当のMark Dippが監督に初挑戦。ILM(Industrial Light + Magic)の全面協力を得て、コミックの摩訶不思議な世界がどこまで映像化されるかが期待されている。主演には格闘家でもある新人Michael Jai White、宿敵の上司役としてMartin Sheenも登場している。
 WWWサイトでは、登場キャラクターや制作者の紹介、公開に向けてのオンラインイベント情報などを掲載。Metallica、Marilyn Mansonなど、ダークコミックにはやはりメタルサウンドがピッタリ。McFarlaneによるミニポスター付限定盤が発売中のサントラの一部もこのサイトで聴くことができる。

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