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今週の新着映画サイト (98/01/16)
Spice Girls、スクリーンに登場!「Spice World」
驚異的な成功を遂げた英国のポップグループ「Spice Girls」。Hip HopでエネルギッシュなScary Spice/Mel.B、あどけなさが魅力のBaby Spice/Emma、スポーツならおまかせSporty Spice/Mel.C、'70sにどっぷりのGinger Spice/Geri、大人の魅力で迫るPosh Spice/Victoria。5人のメンバーが繰り広げる大冒険が映画として登場する。
The Beatlesの「A Hard Day's Night(ビートルズがやって来る/ヤァ!ヤァ!ヤァ!)」をモチーフに、「Spinal Tap」のおとぼけ要素を加えた作品には、期待のライブシーンも多数。ボンドスタイルの影の大物役でRoger Moore、Spice Busの気のいい運転手役でMeatloafなど、配役も面白い。日本生まれ英国育ちの女優Naoko Moriが友人役で出演しているのも見どころだ。
もちろんWWWサイトにはSpice Girlsファンのための情報が満載。予告編やプロフィールのほか、「Backstage」の撮影裏話、「Pin-Ups」のスチル写真集など、さらに「Grap Bag(福袋)」ではたまごっちを真似た「Spicepet」ゲームも楽しめる。
■巨匠Martin Scorseseが描くのDalai Lama「Kundun」
机上に散らばる物体をもてあそぶ2歳の幼児。無心に遊ぶこの幼児の中に、周囲で見守る修道士たちはDalai Lamaの輪廻を見い出す。1937年にチベットの田舎町で見つけ出されたこの幼児は、14代Dalai Lamaとして最高の教育を受け、チベットの指導者として生涯をおくることになる。しかし彼を待ち受けていたのは、チベットにとって最も困難な政治不安と精神文化の崩壊の時期であった…。
チベット人たちは愛情を込めてDalai Lamaを「Kundun(存在)」と呼ぶ。その激動に満ちた半生に深く動かされ、監督としての天命を感じたという巨匠Martin Scorseseによる大作だ。モロッコで4カ月の撮影期間を投じ、配役にはDalai Lama本人と関わりのある人選が施されたという。
WWWサイトの「The Faces of Kundon」では、2歳から成人までの「Kundon」を演じる4人の役者を含めた俳優たちのプロフィールが読める。実の祖母を演じることになった母役のTencho Gyalpoや、実際にDalai Lamaに指導を受け、20年以上も修道士として務めるLobsang Samtenなど、事実に限りなく近い映像が期待できそうだ。
■骨髄移植提供者は服役中の殺人鬼「Desperate Measures」
サンフランシスコ市警のFrank Connor(Andy Garcia)は、重病の息子を抱えている。骨髄移植をしなければ死を待つばかりだが、適合者が見つかる確率は万に一つ。苦悩の毎日をおくっている時、適合提供者が見つかったという朗報が届いた。しかしその提供者というのは、大量殺人で服役中の囚人Peter MaCabe(Michael Keaton)だったのだ…。
Andy GarciaとMichael Keatonの2大俳優が送るサスペンス作品。監督は「Before and After(判決前夜)」「Single White Female(ルームメート)」などのBarbet Schroeder。
WWWサイトでは予告編、撮影裏話などが楽しめる。
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