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「Olympic Winter Games 1998」米国の情報サイト （98/02/04）

　長野冬季オリンピック開幕も間近。報道で「Nagano」と耳にする度に訳もなく嬉しくなってしまう毎日だ。米国でもテレビ局や新聞社、雑誌社などのメディアが、こぞってオリンピック特別サイトを立ち上げている。どのサイトもニュース速報や各種目の情報が満載だが、いくつか特徴のあるサイトをご紹介しよう。

■CBS Sportsline
　米国でのテレビ中継権を持つCBSサイトは、さすがにリアルタイム情報が満載。開幕前から音声や映像の配信を行ない、期間中の中継準備も万全だ。各種目ごとに独立したセクションでは、進行状況の速報や種目解説のほかに、フォーラムやShockwaveゲームなどが楽しめ、「Merchandise」ではグッズのオンライン購入もできる。子供向けに種目をわかりやすく解説した「KidZone」は、大人にとっても十分役に立ちそうだ。

■CNN/SI（CNN & Sports Illustrated）
　スポーツ雑誌の大手Sports Illustratedが内容提供を行なうCNN/SIでは、SI誌の膨大なアーカイブを生かした企画を設けている。1920年からの過去のWinter Gamesに関する記事をまとめた「The Cold Wars」や、写真アーカイブの「Olympic Photo Gallery」は、まるでオリンピック博物館のようだ。今年出場の選手に関してもSI誌ならではの読みものが満載。

■USA TODAY
　USA TODAYでは、全国紙ならではの情報が入手できる。出場選手を州別にリストアップした「Team USA」、選手たちの手記を掲載した「Athlete Journals」、参加国の国情報が検索できる「Parade of nations」、オリンピック旗やマスコットなどの由来を解説した「Olympic traditions」、USA TODAY紙に掲載された過去の特集記事「Olympic glory」など、読み応え満点だ。各種目のルールをインタラクティブ・グラフィックスで紹介する「Graphic Scrapbook」も面白い企画。

■Mountain Zone
　スノーボード、スキー、マウンテンバイクなどを扱うスポーツ・ウェブジンMountain Zoneでは、独自のオリンピックWebCastを実施。「スキー界のロックンロールスター、Picabo Streetに電撃インタビュー！」などのタイトルで、リラックスした選手たちの取材を行なった企画などが楽しめる。一般報道の緊張感とは一味違った本音が聞けるかもしれない。

■Sports Illustrated For Kids
　Sports Illustrated For Kidsでは、子供たちの参加型オリンピック特別企画を予定。子供用に易しく解説されたニュースの提供のほか、長野にいる特派員を通じて選手に質問ができる。また日本語を学べるコーナーも設置し、「金メダルおめでとう！」などの文章の音声ファイル付辞書が用意される予定だ。米国の子供たちが日本を身近に感じるきっかけになりそうだ。

■Yahoo! 1998 Winter Games
　このほかにも多数のオリンピック特集サイトがあるし、これからも随時増えていくことだろう。もっと色々と見てみたいという欲張りさんには、Yahoo!の「1998 Winter Games」がオススメだ。