【連載】

第2回:ステップアップ 「ニオイ」から「匂い」へ

(編集部から:第2回目のテーマは「香水」。前回のコラムで「俺ってクサいのか?」と思い当たった男性諸君は必見だ!)

 前回の「ニオイ」からステップアップして、今回は「匂い」について考えてみようと思う。「匂い」とは良いにおい、香りのこと。そして、香りと言えば、香水。最近は、若い男の子の間でメンズフレグランス、つまり男性用香水を使うのが当たり前になってきているそうで、「香水=女性」というイメージはどうやらなくなりつつあるらしい。

 「男性用の香水はクサイだろ!」って声もある。確かに、一昔前には「おじさんらしい」香りが多かった。今ではメンズにもフローラル系やスパイシーで甘めの香りなど、数多くのブランドが良い香りを追求し、提供している。

 その中でも特に爽やかな香りを持つ香水は、女性にも人気があって愛用する傾向がある。私もメンズを使用している1人だ。男性も、女性から好まれる香水を1つぐらい持っていてもいいのではないか?

 もし香水を使うならば、つけ方にもそれなりに気を配ろう。つける場所を間違えると香りがきつくなり、「香り」が「ニオイ」に変わってしまう。例えば「腋」に代表される、汗をかく部分。ここにつけてしまうと汗の成分と香水が反応して変なニオイの元になってしまう。

 また、つけすぎると他人から嫌がられる場合もある。これは個人差があるので一概には言い切れないけど、あちこちのBBSを覗いてみると、日本国内では「近づいた時にふんわりと香る程度」が好まれるようだ。

 では、正しい使い方とは? いろいろ調べてみると、これが意外と奥深い。今まで「気に入った香りを身につける」という感覚しかなかったけど、本来は香水の種類や香りの持続時間、TPOなども考えてつけるものらしい。ちなみに、「香りの基礎知識」では、香水の分類から香りの系統、香水のつけ方までを細かく紹介してくれている。また、それぞれに商品名も挙げてくれているので、これなら初心者でもチャレンジしやすいだろう。

 さて、実際に身につけるとなると好きな香りだけではなくて、人から見ても自分にあった香水を選びたい。若いのに妙にオトナっぽい香りをつけているのは、背伸びをしすぎているのがミエミエでおかしいし、逆に香りで「若作り」しているおじさんにも閉口してしまう。

 そこで「年齢別香水」なるページを紹介しよう。香水を年代別カテゴリーに分け、商品も画像で確認できるようになっていて、難しい香水選びを手助けしてくれるところが嬉しい。

 女性が、適切な香りのする男性に好意を持つ傾向はあるかもしれない。身にまとった香り次第では「センスいいのね」なんて思わせることもできるし、これは私の経験からだけど、平日と休日で香りを使い分けても好感度アップが期待できそう。

 異性だけではなくて、自分のために使うのもいいのかもしれない。仕事に没頭している日々から、わずかな休日だけでも逃れたい。そんな時にちょっと使うだけでもリフレッシュできそうだ。

(2002/5/16)

■著者紹介■
花田 志保

データベース構築・パソコンインストラクターの傍ら、プログラミングの知識を生かしてパソコン関係の書籍も執筆するライター。現在、肩書きを思案中。

主な執筆:
「かんたん楽しい『デジカメ生活』」、「子どもにウケる パソコンあそび」、「パソコンのくにのふしぎなへや」(いずれもPHP研究所)、そのほか通信教育テキストなど。

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[Reported by 花田 志保]

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