[ソフトウェア]
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仮想現実の中で、音が鳴る、コミュニケーションができる
ソニーがEnhanced VRMLのブラウザと作成ツールのβ版を配布開始
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■URL
http://vs.sony.co.jp

 ソニーが年末までにリリースすると約束してた、Enhanced VRMLのブラウザ「Cyber
 Passage」のβ版がようやくリリースされた。また、同時にEnhanced VRMLを作成す
る「Cyber Passage Conductor」のβ版もリリースした。これらは、現在のところ無
料でダウンロードできる。
 Enhanced VRMLを使うと、VRMLのシーンにあわせて音を鳴らしたり、VRML内のオブ
ジェクトを自動的に動かしたり、動画を扱ったりできる。また、同社が提供するソサ
イェティ・サーバー「Cyber Passage Bureau」を使うと、WorldChatのように同時に
複数人が同じ空間に存在して相互にコミュニケーションをとったりもできる。なお、
今回このCyber Passage Bureauはリリースされていない。
 VRMLは、視覚的に非常に効果があるものの、静的な情報しか表示できないので「立
体のクリッカブルマップ」として使われることが多かった。このCyber Passageの登
場で、よ濶シ想「現実」に近づいたとも言える。オーサリングツールも提供されてい
るので、すぐにこのEnhanced VRMLを使ったサーバーが登場すると予想される。どん
な仮想現実が登場するのか楽しみだ。

編集部注:
◆VRML
Virtual Reality Modeling Languageの略。ポリゴンを組み合墲ケて立体的な画像を描
くための言語。VRMLを解釈して実際の立体画像を表示するものをVRMLビューアという
。利用者は、視点や大きさを自由に選べるため、実際にその中を歩くような感覚で見
ることができる。
◆Enhaced VRML
従来静的な情報しか埋め込むことができなかったVRMLg張して、オブジェクトにイ
ベントを持たせることで、シーンに合わせて音がなったり、オブジェクトが自動的に
動いたり、動画を扱ったりできるようにした規格。ソニーが提唱している。
[Reported by ken@impress.co.jp/Internet Watchers]

(95年12月27日)