[トレンド]
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東商が中小企業のネットワーク化に関するアンケート結果を発表
関心は高いが、実際の導入には二の足
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 東京商工会議所(東商)は、東商の会員企業のうち、5,000社の中小企業を対象に
した、情報ネットワーク化に関するアンケート調査の結果を発表した(回答企業数
872社)。
 その資料によると、ネットワークへの関心は高く、全体の7割に達している。これ
は、ネットワークの有効性についての問いに、「役立つ」という回答が6割を占めてい
ることからも伺える。一方で、ネットワークに具体的な取り組みを行っている企業は
3割程度と意外に少なく、有効性についても「不明」とする答えが14%もある。インタ
ーネットをはじめとする、ネットワークブームの今日、関心はあるもののの、知識が
少なく、有効性が図りかねているという企業も多いようだ。
 また、ネットワーク化の問題点・実施しない理由に、ネットワーク化して処理する
ほど業務量がない、知識を有する人材がいない・不足している、といったことが上げ
られている。しかし一方で、ネットワーク化に向けた要員、人材育成の取り組みに関
して「特になにもしていない」といった答えが31.0%とトップを占めており、本腰を
入れたネットワーク化は考えられていないのが実状といえる。
 今後の基本方針も、未定、または周囲に合わせる、といったように確定していない
企業が約4割を占めており、ネットワークに関心はあるが、具体的取り組み以前に、
とりあえず様子見といった偵察段階であるのが現状のようだ。
[Reported by junko@impress.co.jp]

(96年1月11日)