[ニュース]
----------------------------------------------------------------------------
チェーンメールの真偽を編集部で確認
事実だが影響の大きさに本人も反省。状況が変化し血液は不要、再配信は中止しよう
----------------------------------------------------------------------------

 編集部に「急性白血病の少女がいてRh-の血液が必要」という趣旨のチェーンメー
ルを見かけたが本当なのかとの問い合わせが相次いだ。そこで、編集部ではそのチェ
ーンメール中に記された発信者に、ことの真偽とチェーンメールを使ったことに関し
て問い合わせた。
 発信者によると、メール中に書いたことはすべて事実だが、すでに患者の様態は変
わり、血液は必要なくなったとのこと。すでに不要なメッセージなので、メールを再
配布するのは止めて欲しいとのことだった。
 このチェーンメールの影響は発信者の予想より大きく、発信者自身のところにも自
分のメールが舞い込んで来たとのことだ。また、チェーンメールを使ったことに関し
ての意見も数多く届いており、発信者もチェーンメールを使ったことに関して反省を
していた。ただ、こうした緊急メールを、どのような手段を使ったら多くの人に誤解
なく伝えられるのか検討する必要もあると語っていた。
 チェーンメールは、副作用の大きい劇薬のようなもので、確かに伝播効果は大きい
ものの、人の手を伝わるので情報が改変される恐れもあり、伝わった先ではことの真
偽が確かめられない。しかも、伝播を止める方法がないという欠点がある。WWWサー
バー等を簡単に利用できるようになった今、ことの真偽や情報の責任を明確にした伝
達方法を確立する必要があるだろう。
[Reported by ken@impress.co.jp/watchers]

(96年1月19日)