[記者発表速報]
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NTTのOCNは多機能な全国型デジタルネットワーク
安価な料金はアメリカの価格体系を強く意識したもの
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■URL
http://www.nttinfo.ntt.jp/dlij/JOINT_J/NEW_J/index.html

 本誌2月22日号で報道した、NTTが来年1月から開始するサービス「オープンコンピ
ュータネットワークサービス(OCN)」について、記者説明会が23日に開かれた。
 OCNは、「アクセス」と「バックボーン」からなる。個人や企業はアクセスと呼ば
れる公衆回線(専用線や電話)を使ってバックボーンに接続される。バックボーンは
全国に広がり、ほぼ電話の加入区域内で接続先が用意される。
 OCNはTCP/IPベースのネットワークだ。インターネットにも繋がっていて、プロバ
イダーの機能はひととおり提供される。ダイアルアップ接続のサービスもありメール
ボックスなども提供される。専用線接続の場合、ユーザー側のDSUにはルーター機能
があり、ユーザーは直接イーサネットで接続できる。
 OCNの利用は、アクセスとバックボーンのそれぞれでも行える。たとえば、既存の
インターネットプロバイダーが直接OCNのバックボーンに接続するといったこともで
きる。
 OCNには「高機能サービス」も用意される。これには、本社と支社などの閉域接続
「バーチャルLAN」、情報の暗号化や発信者の認証を行なう「セキュリティ」、登録
した宛先に同報する「マルチキャスト」、情報の転送において一定の帯域を確保して
転送する「リソース・リザベーション」といったメニューがある。
 料金体系はアメリカの価格を意識した安価なもので、128Kbpsの専用線接続で月3~
4万円、1.5Mbpsで月30~40万円となる。また、ダイアルアップ接続の利用料は、基本
料金が月3,000円(電話料別)となる。
[Reported by masaka@impress.co.jp]

(96年2月26日)