[木曜コラム] ============================================================================ インターネットピープルはどんな顔? ============================================================================ インターネットをビジネスに利用しようと思うと、気になるのがインターネットピ ープルのプロフィールや全体としてのマーケットの形ではないだろうか。そこで、1 月に弊社のインターネットマガジンで行なったハガキによる読者アンケートの結果 (有効回答数1300人)を参考に、その「顔」の形を簡単にまとめてみた。 ●57%がインターネット初心者 インターネット利用歴を聞いたところ、57%の人が1年以内に使い始めたと答えてい る。そのうち、3ヶ月以内と答えた人が13%もいた。ここ1年のインターネットの普及 が急激だったこと、それが現在も続いていることがうかがえる。 ●79%が3年以上のコンピュータユーザー コンピュータ利用歴を聞いたところ、79%の人が3年以上前から(94%が1年以上前か ら)コンピュータを使っているこのこと。57%がインターネットの初心者であること と考え合わせると、すでにコンピュータを使いこなしていた人たちが、最近インター ネットを利用し始めたと想像できる。このことは、別の設問で聞いた「趣味はなんで すか?」に対し、パソコン・コンピュータが1位であることからも推測できる。 ●女性は残念ながら4% ある米国の統計では女性利用者が20%以上との報告もあったが、今回の調べではま だ4%にとどまっている。しかし、私のまわりではフリーデザイナーや大学生などで、 今後やってみたいという声が聞かれるので、この率は徐々に高まると思う。 ●男性は30代、女性は20代が中心 年齢層では、男性は30代が55%、女性は20代が64%と、どちらもかなり集中している。 特に、女性の方が大幅に若いのが印象的。この理由はまだ解明できていない。 ●趣味は意外に行動的? 趣味の1位はパソコン(10%)だが、それ以外に旅行(5%)やスポーツ関連(スキー、 ドライブ、テニス、ゴルフ、釣りなど)も少なくない。これらの情報は、WWWサイト でもよく見かけるテーマであり、今後のビジネスのタネになるかもしれない。 ●アップルが堂々の1位 使用しているコンピュータは、アップルのマッキントッシュが36%とダントツの1位。 以下NEC、IBM、富士通と続く。買収問題などでイメージダウンの感があったアップル だが、インターネットピープルには依然として人気が高い。 ●なんと77%がネットスケープユーザー 注目のネットスケープナビゲーターのシェアは77%。米国では8割という数字があるが、 日本でもそれを裏付けた。対抗と見られているマイクロソフトのInternet Explorer は、この時点では3%にとどまった。 ●Windows95 <;lt Windows3.1 使用しているOSについての回答では、Windows3.1(23%)がWindows95(19%)を4ポ イント押さえており、まだ移行が済んでいないことがわかる。インターネットピープ ルにとってはWindows95のメリットが大きいので、この数字は時間の問題で逆転する と予想される。 以上、一般的な項目だけの速報だが、ここで紹介した統計は、あくまで弊社の雑誌 の読者を母集団としたものである点に注意していただきたい。 (編集長) ※さらに詳しい情報は、「インターネット白書'96」日本インターネット協会 編 /インプレス発行、に掲載される予定。4月5日発売予定) (96年3月14日)