[海外情報]
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コンピュータへの不法侵入者をインターネットの逆探知で確定
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 共同通信によれば、米司法省は3月29日、アルゼンチンに在住のフリオ・セサー・
アルディータ(22)に対し、インターネットを使った“逆探知”を行ない、コンピュー
タへの不法侵入行為で逮捕状を取り手配したと発表した。
 発表によればアルディータ容疑者は米ハーバード大学のコンピュータ登録者のパス
ワードを盗み、国防総省やNASAなどのコンピュータへ侵入していた。また、韓国、メ
キシコ、台湾、ブラジルなどの機関のコンピュータシステムにも侵入。軍事衛星や放
射線、エネルギー関連の重要調査情報を入手しようとしていたという。
 捜査当局は、今回、インターネットを使いコンピュータ通信を逆探知する方法につ
いて連邦裁判所から許可を得ており、今後の捜査の前例となりそうだ。
 なお、米国とアルゼンチン間では犯人引き渡し協定がないため、アルディータ容疑
者は米国に入国しないかぎり逮捕されない。
[Reported by date@impress.co.jp]

(96年4月2日)