[展示会レポート]
----------------------------------------------------------------------------
コミュニケーションTOKYO '96レポート
PHSは企業内ツールとして進化。情報機器とPHS/携帯電話との統合が進む
----------------------------------------------------------------------------
■URL
http://www.ciaj.or.jp/comto/welcome.html
http://www.ciaj.or.jp/comto/ct000001.html

 毎年恒例の情報通信産業に関する1大イベント「コミュニケーションTOKYO '96」が、
先日オープンした有明の東京ビッグサイトで4月9日から12日まで開催されている。こ
のイベントから、今後の情報通信のトレンドを感じさせる製品をいくつか紹介したい。
 まず1つめは、日立、松下、三菱、沖電気など主要メーカーの多くが出展していた、
企業内の内線電話に対応したPHSだ。これは、接続用の基地局と専用PHS端末機とのセ
ットからなるシステムで、通常の電話機能に加えて、社内における内線機能と、不在
時の自動転送などを可能にするものだ。これにより、社内のどこにいても、自分の内
線番号にかかってきた電話を自動転送で受ける事ができる。基地局を拡張すれば、出
張先の支社などへも自動転送できる。
 2つめは、ノキアやNTTドコモなどで開発中の携帯電話やPHSにFAXや電子メール、電
子手帳などの機能を組み合わせたものだ。ノキアの製品はインターネットにも対応し
ている。ノキアは今夏にもヨーロッパで販売を開始するが、日本での発売は未定だ。
また、ドコモも発売日は未定としている。
 3つめは、以前から新聞紙上などで発表はあったが、今回初めて製品が展示された、
株式会社電子新聞の「E-NEWS」だ。これは、テレビの電波を使って産経新聞のニュー
スを配信し、専用携帯端末でそれを見る事ができるサービスだ。毎日1回、早朝に配
信されるニュースを受信機で受け取り、携帯用端末だけを持ち出してニュースを見る
事ができる。端末の大きさはザウルスとほぼ同じだ。サービスは今夏頃に開始される
予定で、料金は月1,500円、本体は5万円程度になるとのことだ。月額料金以外に電話
代などは不要である。
 さらに本日は取材できなかった、32Kbpsでデータ通信可能なPHSなどについては、
明日レポートする予定だ。
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp/kanamaru@asc.co.jp]

(96年4月10日)