[ソフトウェア] ---------------------------------------------------------------------------- 「AutoCAD」のAutodesk社がCADデータ用のプラグインをリリース 専用ファイルフォーマットを作成し、提唱 ---------------------------------------------------------------------------- ■URL http://www.autodesk.com/ CADソフトウェア最大手で、「AutoCAD」で有名なAutodesk社が、CADデータのファ イルフォーマットを開発、提唱した。さらに、WWWブラウザー用プラグイン・ソフト も開発され、評価版の配布も始まっている。 開発されたのは「ドローイング・ウェブ・フォーマット」(DWF)で、映像をビット マップではなく線分で表現する、ベクタ・データのフォーマットを採用している。そ のため、縮小拡大を行っても図面が歪まず、正確な情報を知ることができる。ロード 時間を短くするために、AutoCADの「DWG」フォーマットから属性データを省いている が、DWGからDWFに変換するソフトも用意される予定だ。 そして、WWWブラウザーの中でCADデータを見るためのプラグイン・ソフト「WHIP!」 が、米Autodesk社のFTPサイトからダウンロードできるようになっている。これは Netscape 2.0以降用で、今後Internet Explorer用も追加される。必要なシステムは Windows NT 3.51またはWindows 95で、256色表示が可能なもの。日本語版は、5月ごろに オートデスクジャパンのサイトからダウンロードできるようになる予定。 編集部で評価版をダウンロードして試用したところ、拡大・縮小、視点の移動など が非常にスムーズにできた。デモ用サンプルには、建築データ以外にも、地図や照明 器具の設計図などがあり、建築設計以外での用途も意識されているようである。 AutoCADのDWGフォーマットは既に業界標準となっており、今回互換性のあるDWFフ ォーマットと「WHIP!」が開発されたことで、これまでに蓄積されたCADデータがイン ターネット上で有効に活用されると思われる。 [Reported by takasaki@impress.co.jp] (96年4月23日)