[ニュース/新サービス]
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電子メールを使ったダイレクトメール発送代行サービス登場
ホームページからメールアドレスを収集。ユーザーへの負荷が心配
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 5月28日付の日経産業新聞によると、ついに電子メールを使ったダイレクトメール
発送代行サービスが登場するという。それについて、編集部で追加取材を行った。
 経営コンサルタントを行っているタスクプランニングオフィスは、6月初旬よりサ
ービスを開始する予定だ。同社は、各自のホームページに記載されている電子メール
アドレスから、約1万5千人のリストを作成しているという。
 このようなサービスが一般化し、かなりのダイレクトメールが毎日届くようになる
と、パソコン通信でのメール受信など、限られた容量のメールボックスを持つユーザ
ーには、メールボックスがあふれてしまうなどの問題が懸念される。それに対し同社
では、サービス開始までにダイレクトメールを受け取る側に許諾を得るメールを流し、
許可を得られたアドレスにのみダイレクトメールを発送する、といった対策をとると
のこと。同社では、ホームページを開設している個人ユーザーは断ることは少ないの
ではないかとみており、許諾後のリストは1万件強になると予想している。しかし、
このサービスは依頼があれば送付する代行業なので、一度OKしてしまったユーザーは、
かなりの量のメールが来る可能性も覚悟しなくておかなくてはならない。通信費や容
量の問題など、受け取るユーザー側の負荷が高いのが実状だろう。
 料金は、A4一枚程度の文面、送付人数1万人に対し、約50万円を予定している。こ
れには、苦情や問い合わせなどのメンテナンス費用も含まれる。郵便でのダイレクト
メールに比べ、価格は安い。ファックスでの同報サービスなどと比べると高いが、こ
の場合はリストを別に買わなければならない手間がある。このダイレクトメール発送
代行サービスは、広告を送る側には有益といえるが、ユーザーへの負荷が高くなると
いう問題がある。今後このようなサービスが増える可能性もあり、問題となることが
懸念される。

◎問い合わせ先
タスクプランニングオフィス
TEL:03-5687-6581
[Reported by junko@impress.co.jp]

(96年5月29日)