[ニュース/プロバイダー]
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米大手プロバイダーPSINetの日本法人が、企業向けサービスを拡充し本格事業展開
ATMやフレームリレーを導入、回線容量確保サービスも用意
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 一昨年設立された米大手インターネットサービスプロバイダーPSINetの日本法人ピ
ーエスアイネット株式会社(PSINet社)が、6月5日、企業向けのサービスを中心に据
え本格的に事業展開を開始すると発表した。
 PSINet社はこれまで、外資系企業を中心にインターネット接続サービスを行なって
きたが、電子商取引などインターネットのビジネス利用の拡大に合わせて、本格的に
事業を展開する方針だ。
 同社は、ネットワーク設計に米本社のATMやフレームリレーの技術を導入して高速
通信網を構築し、顧客ごとに一定の回線容量を常に確保できるサービスも行なう。容
量確保サービスはオプションで、価格の正式発表は行なわれなかったが、8Kあたり5
千円程度で容量確保の設定を行なうことができるとのことだ。これにより企業は、論
理的に回線を分割することができ、外部と接続しながらでも、回線のセキュリティが
保持できるという。
 なお同社は、2年以内をめどに、アメリカと同様のサービスを同じ料金で提供する
予定。その第一弾として、近く大幅な値下げが行なわれる。
 また、外部企業に販売を委託するリセラープログラム「PSIVar」を発表した。これ
は、PSINetが各種トレーニングプログラムを用意して、パートナー企業の技術力・営
業力を向上させ販売チャンネルの拡大をはかるものだ。すでに兼松、コマツソフト、
ステップの3社が参加表明している。
 なお、現在の東京と横浜に加えて、8月をめどに大阪にアクセスポイントを設置し、
今年度内に全国9ヶ所に拡充する予定。これらのアクセスポイントにはATMやフレーム
リレーの交換機が設置され、ルーターのみのアクセスポイントは設けない方針とのこ
とだ。
[Reported by takasaki@impress.co.jp]

(96年6月6日)