[ニュース] ---------------------------------------------------------------------------- クレジットカード決済の統一規格「Secure Electronic Transaction (SET) 」改訂 開発者向けにソースコードも公開 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.mastercard.com/set/set.htm http://www.visa.com/cgi-bin/vee/sf/set/intro.html?2+0 MasterCardやVisaなどが開発しているクレジットカード決済の統一規格「Secure Electronic Transaction (SET) 」の最新バージョンが6月26日に発表された。 SETとは、MasterCardとVisaのほか、MicrosoftやNetscape、VeriSignなど計8社が 共同で開発を進めているインターネット上のクレジットカード決済専用のプロトコル。 今回発表されたのは、今年2月に発表された規格に対するコメントを反映して、開発 者向けの情報が大幅に加えられた改訂版で、バージョン0.9にあたるものだ。 今回発表された規格書は、「Business Specifications」「Technical Specification」「Formal Protocol Definition」の3巻。第3巻の「Formal Protocol Definition」は今回のバージョンで追加されたもので、ソースコードなど開発者向け の情報が盛り込まれている。7月2日現在、MasterCardとVisaそれぞれのサーバーから 規格書がダウンロードできるようになっている。ダウンロードする文書には、 Windows版、Macintosh版、UNIX版が用意されており、フォーマットもMicrosoft Word のファイル(ただしUNIX版を除く)やPDF(Adobe Acrobat Reader用)、PostScript から選ぶことができる。 今後の予定だが、修正や開発者からのコメントの反映を経て、今年の10月から11月 をめどに「SET Release 1.0」が発表される見込みだ。 今年に入り、Visaが夏季オリンピック大会が開催されるアトランタで電子マネーの 実験を実施したり、今年の第4四半期にMasterCardとVisaとのICカードを利用した電 子マネーの共同実験が予定されるなど、電子商取引をめぐる動きが活発化している。 また来年には、SETを用いたクレジットカード決済の商用実験がMasterCardとVisa共 同で行なわれる予定となっている。日本でもUCカードがSETを使ったクレジットカー ド決済の実証実験をすでに開始しており、SETはオンライン決済の本命となりそうな 勢いだ。 [Reported by takasaki@impress.co.jp] (96年7月3日)