************* 新企画!「ウォッチャーのイチオシサイト紹介!」 *************** みなさまお楽しみいただけていますでしょうか?今回で第3回目を迎える「ウォッ チャーのイチオシサイト紹介!」。このコーナーでは、日頃、最新ソフト情報から面 白サイト情報まで、世界中のありとあらゆるインターネット関連ニュースから新鮮な 情報を発見して編集部にレポートしてくれているネットサーフィンの達人「ウォッチ ャー」の方々が、その鋭い視点で選んだお薦めのサイトを紹介します。 今一番「旬」なサイトから、各ウォッチャーの趣味が滲み出るサイトまで、幅広い ジャンルを紹介していく予定です。どうぞお楽しみに! ------------------------------------------------------------------------------- 第3回レポーター: Kanamaru 氏 今でも私はasahi.com http://www.asahi.com/(他、ミラーサイト4箇所) 私の一日がasahi.comを見ることから始まる様になって、もうかれこれ2年近くにな る。Watcherとして幾多のサイトを渡り歩いて来たが、最後に戻ってくるのはいつも asahi.comである。この衰えない魅力とは何なのだろう。 まずasahi.comを一言で言うならば、「ハガネのコンセプト」の上に「新鮮」で 「シンプル」な情報が載っているとでも表現できるであろうか。この変化の激しい Web技術の中にあっても、サイト立ち上がり時からのWeb構成が大枠で変わっていない と言う事は、とりもなおさず基本コンセプトがしっかりしている結果であろう。変化 がないことが逆に見やすく、かつ信頼感と安心感を呼んでいる。情報のアップデート 間隔が毎日24時間で、2~3時間と短いのも、ついいつも見てしまう要因になっている。 新鮮なネタはやっぱり美味しいし、癖になる様だ。また、ショックウェーブ等の技術 を必要とせず、飾ること無く情報を掲載しているので、アクセスに時間がかからずイ ライラせずに済むのも助かっている。やはり「シンプル・イズ・ベスト」である。 こんなサイトが日本でいち早く開設されたために、私を含めWeb読者が虜になって、 まさにインターネット世界のデファクト・スタンダードの一つを作り上げてしまった のだと思っている。 しかし、そんなasahi.comも初めから今の形になっていたわけではなく、読者の要 望や時代の隆盛の影響を受けて、カテゴリーの追加、回線速度アップ、広告の掲載、 イベントや特集記事の掲載、ミラー・サイトの増設等々、刻々とその表情を変えてき ている。私が注目しているのも、この巨人サイトがこれから先、何を取り入れて変わ っていくのか、ビッグな故の選択を見てみたいという気持ちもあるからだ。 私はWatcherとして毎日、目を皿のようにして「リアル新聞」も読むのだが、一般 紙を見る必要がないのはこんなasahi.comが居てくれるからである。(今は有料化に ならないことを祈るしか無いのだが...(^_^;)) とにかく、どれ程多くの日本人をWeb(インターネット)に導いてくれたか、その貢 献度は計り知れない。多分、私がWatcherとして今いるのも、いやInternet Watchの 電子出版でさえも、asahi.comの出現無しには考えられなかったと思う。燦然と輝く その金字塔に、開設当初からの読者の一人としてその努力に拍手を送りたい。 ------------------------------------------------------------------------------- (96年7月3日)