[ニュース]
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JICが、通信衛星を利用して10月よりインターネットTVを展開
来年にはプロバイダー事業も開始
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 Perfec TVへの番組提供を予定している、株式会社ジャパンイメージコミュニケー
ションズ(JIC)は、通信衛星を利用してインターネットTVとプロバイダー事業を行
なうと発表した。
 まず、10月から実験が開始される「衛星インターネットTV」は、Perfec TVの回線
を使ったパソコン用のデータ放送番組だ。「エレクトリックプログラムガイド」と呼
ばれるメニューの中から、見たい番組を選択してダウンロードする。速度は、秒間1.
5~2Mbpsと高速だ。
 一般のテレビからこのメニューは見られるが、番組を見ることはできない。この番
組はHTMLで送られてくるため、既存のどのWWWブラウザーでも見ることができる。現
在のところ、電子新聞と衛星インターネットTVの2つの番組を予定しているという。
このほかにも、StreamWorksを使って同社が行なう4チャンネル分の放送も考えている
が、詳細は未定だ。
 また、注目したいのは、来年の1月~2月に実験開始を予定している、衛星を使った
プロバイダー事業だ。衛星回線と地上回線のネットワークを併用することで、双方向
の接続ができる。すでに、日本サテライトシステムズ(JSAT)が10月より衛星回線を
利用したインターネット専用線接続の試験サービスを開始すると発表しているが、こ
れは片方向の接続だ。
 JICのサービスは、まずユーザーから何が見たいかというリクエストを、電話回線
でJICに集める。そのリクエストは、デジタルCS衛星からパソコンに配信される。リ
クエストが同時に大量に来ると、データが届くまで待たされる可能性はあるが、届け
ば秒間1.5~2Mbpsの速さで転送される。料金は未定だが、個人でも加入できる価格を
予定しているとのこと。
 なお、衛星インターネットTVと、インターネット接続が同一の機材で行なえるかど
うかは、現在のところ不明だ。
[Reported by junko@impress.co.jp]

(96年7月15日)