[ニュース/イベントレポート] ---------------------------------------------------------------------------- アドビシステムズが「Adobe Internet Day」でインターネット戦略を発表 待望のAdobe Acrobat Reader 3.0Jβ版もリリース ---------------------------------------------------------------------------- http://www.adobe.com/ http://www.adobe.com/acrobat/3beta/jpmain.html アドビシステムズ主催のセミナー「Adobe Internet Day」が7月17日、赤坂プリン スホテルで行なわれた。この中で同社のインターネット関連の新技術、新製品が紹介 された。 先に発表されている「Adobe Acrobat」の紹介のほか、動画などを含んだWWWコンテ ンツを作成するためのツール「Web Presenter」(コードネーム)、ネットワーク上 のプリンターをWWWブラウザーからコントロールする「PrintMill」などの新技術が紹 介された。 中でも注目されるのが、米国で5月に発表された2次元画像モデリング技術「Bravo」 (コードネーム)と、この上で走るオーサリングアプリケーション「Vertigo」(コ ードネーム)だ。BravoはJava APIを使用して制御しており、OSに依存しない。透明 度の設定できるトゥルーカラーや、拡大・縮小を行なってもジャギーのおきない線画 など、PostScript技術に基づいた高品位の描画を可能にしている。 このセミナーの参加者には、Adobe Acrobatの日本語PDF(Portable Document Format)ファイルのビューアー「Acrobat Reader 3.0J プレリリース版」などのソフ トが収録されたCD-ROMが配布された。またAdobe社のサイト(上記2番目のURL)では、 現在「Acrobat Reader 3.0J Beta版」が無償でダウンロードできるようになっている。 今回はWindows版のみのリリースだ。このサイトには、日本語のサンプルデータも用 意されている。また、PDFファイルを作成する「Acrobat Distiller」、WWWのURLや他 のページへのリンク設定などを行なう「Acrobat Exchange」などがパッケージされた 英語版の「Acrobat 3.0」は年内に出荷される予定とのことだ。日本語版の発売は未 定。 なお、セミナー後にプレス対象の質疑応答が行なわれた。この中で、Adobeのほか Microsoft、Netscape、Appleの計4社で開発している新しいフォントフォーマット 「OpenType」に関する質問があった。これに対し、現在AdobeとMicrosoftの主導で開 発が進められているとの回答があった。 また、ホームページ作成ソフト「PageMill 2.0」の発売時期は、Macintosh用の英 語版が9月、Windows用の英語版が10月になる予定。日本語版は、それぞれの英語版出 荷から4~8週間後に出荷される見込みとのことだ。2.0では、従来バージョンで行な えなかった表組みやフレーム作成にも対応している。 [Reported by takasaki@impress.co.jp] (96年7月18日)