[ニュース]
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法務省主催の電子取引法制に関する研究会で、法制上の問題点を検討
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 法務省は、同省が主催している「電子取引法制に関する研究会」の第一回目の会合
を開き、電子取引を行なう上での法制上の問題点をまとめた。問題点として挙げられ
たのは、次の8項目。

・電子取引と契約の成立・無効・取消について
・無権限者による取引について
・事故・障害による損失分担について
・書面用件について
・電子決済、電子現金について
・電子有価証券について
・国際取引について
・その他

 このほかに、電子取引をする上で、法人または個人の同一性を確認する制度「電子
的公認制度」や、情報(データ)の内容や成立の公的な証明制度「電子的公証制度」
についても研究を行なうとしている。
 この研究会は7月に発足し、東京大学法学部教授の江頭氏を座長に現在18人の会員
がいる。事務局は、法務省民事局に置かれている。電子取引に関して生じる様々な法
的な問題について、民法や商法の立場から検討し、法的整備の必要性などについて研
究することを目的としている。なお、次回の会合は9月下旬の予定。
[Reported by junko@impress.co.jp]

(96年7月24日)