[ニュース]
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野村総研などが、一般消費者も参加できる電子商取引の実験を今年10月より開始
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http://www.nri.co.jp/nri/news/960726.html
http://www.ccp.or.jp/

 株式会社野村総合研究所などが、今年10月から電子商取引の実証実験「カードレス・
カードシステム・プラットフォーム開発実験(CCP開発実験)」を開始すると発表し
た。この実験開始にさきがけて29日にホームページ(上記URL2つ目)が開設され、実
験に関する情報が公開されている。
 今回実験を行なうカードレス・カードシステム・プラットフォーム(CCP)研究会
は、幹事の野村総研のほか株式会社ジェーシービー(JCB)や株式会社日立製作所、
株式会社東武百貨店など計10社で構成されている任意団体。この実験は、通産省が推
進する電子商取引事業プロジェクトの中で最も早く一般消費者が参加できるもので、
8月上旬よりインターネットで商品の購買実験に参加するモニター会員を一般から募
集する。モニターはCCP研究会およびJCBが発行する「サイバーカード」の会員となり、
電子モール上でショッピングを行なう。なお、このモールには東武百貨店、家電販売
のダイイチなどの店舗が出店する予定になっている。
 電子決済には、公開鍵暗号方式「RSA1024bit」と共有鍵方式「DES56bit」を併用す
るほか、個人鍵を保管する時に鍵自体にマスクをかけ、ユーザーの端末とサーバーが
通信を行なうたびにこのマスク情報を変化させる「動的鍵管理機能」も採用し、セキ
ュリティの強化を図っている。
 今後の予定だが、今年10月からのトライアル期間ではCCP研究会の参加企業の関係
者で実験を行なう。その後11月に一般参加者が対象のフェーズ1実験を開始し、来年
夏に予定しているフェーズ2実験ではオンライン認証やプリペイド機能などの実験を
追加するとのことだ。
[Reported by takasaki@impress.co.jp]

(96年7月30日)