[ソフトウェア]
----------------------------------------------------------------------------
メール暗号化署名ツールPEMCATと公開鍵証明書発行局パッケージICAPがリリース
----------------------------------------------------------------------------
http://www.icat.or.jp/pages/p6.html (ダウンロード)
http://www.icat.or.jp/pilot-ca/ (試験用証明書を発行するパイロットCA)
http://www.icat.or.jp/ (ICATホームページ)

 認証実用化実験協議会(ICAT)は、インターネット上の認証技術を構築する試みの
一環として、メッセージ暗号化署名ツール「PEMCAT V1.2」と、公開鍵証明書発行局
パッケージ「ICAP V1.0b」をフリーソフトとして公開した。
 PEMCATは、電子メールの内容を暗号化したり、発信人を証明する電子署名をつけた
りすするソフトウェア。Windows 95版とMacintosh版があり、GUIから操作するように
なっている。規格としては、RFC-1421/1422/1423で標準化されている暗号化電子メー
ルの形式「PEM(Privacy Enhanced Mail)」に準拠している。暗号化にはDESとRSAを、
電子署名にはMD5とRSAを利用している。なお、従来WIDEで実験されていた同種のソフ
トウェア「FJPEM」から証明書や秘密鍵などを記録したファイルを引き継げるように
なっている。
 ICAP(ICAT Certification Authority Package)は、公開鍵証明書を発行する「発
行局(CA)」を立ち上げるためのパッケージ。現在、SunOS 4.x版があり、WWWのイン
ターフェイスによって管理業務からユーザーによる登録までできるのが特徴。商用ネ
ットワークプロバイダーや、大学などの管理者により運営されることを想定している。
このパッケージをインストールしたあとは、ICATから承認を受けることで、CAを運用
できる。現在は、ICATの会員組織か、その会員が代理で保証できる組織に限って承認
が受けられる。規格としては、証明書の形式にX.509V1を、暗号化アルゴリズムにRSA
を、証明書登録形式にRFC-1424を採用している。
 ICATでは、今後、これらを元にした認証技術の実証実験を計画している。

◎問い合わせ先
認証実用化実験協議会
広域認証タスクフォース
E-mail interauth@icat.or.jp
[Reported by masaka@impress.co.jp]

(96年8月7日)