[レポート/プロバイダー]
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未読メールがスプールを圧迫するため、メールの保管期間設定を考えるプロバイダー
ネットワーク上の共有サービスについて新たなルール作りが必要か?
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http://www.rim.or.jp/new/mailat.html
http://www.rim.or.jp/support/news/ (リムネット事務局掲示板)

 メールを全く読まない、もしくはメールソフトの設定を「読んだ時点でサーバーか
ら削除する」にしていないユーザーがいるために、大量のメールがスプールに残って、
インターネットサービスプロバイダーのサーバーのディスク容量を圧迫する現象が起
きている。
 そんな中で、大手プロバイダー「リムネット」を運営する株式会社ラピドシステム
ズが、8月3日に「メールの保管期間を設定する」という通知をユーザーに一旦出した。
リムネット事務局が8月3日に電子メールと掲示板でユーザーに通知した内容は、「共
有スプール上のメールの保存期間を30日間に設定し、30日を過ぎたメールは削除する」
というもので、8月13日以降に第1回目の削除作業を行なうとされていた。
 しかし、一部のユーザーから「通知してから削除されるまでの期間が短いのではな
いか」「メールを読まないユーザーに対してメールで通知しても、徹底できないので
はないか」という疑問の声が上がった。そのため事務局は、まずユーザー間のマナー
の徹底を図ることを第一と考え、この「メール削除」に関する方針を一度保留にした。
 この通知の後、多くのユーザーが自主的にメールを処理・移動したために、早急に
削除を実施しなくてもよいという状況に改善されつつあるとのこと。事務局としては、
今後もこうしたルールを作らずにユーザー自身の管理にまかせ、当初の「30日間の設
定」自体を実施しない方向も検討しているそうだ。
 今回の問題は、一部のユーザーに「スプールが共有スペースである」という認識が
欠けていたことももちろんだが、プロバイダーがレベルに違いのある不特定多数のユ
ーザーをサービス対象として考えていなかったことも、原因の一つに挙げられるだろ
う。ユーザー数が増えるにつれ、各ユーザーのレベルにばらつきが出るのは当然のこ
とで、今後もこうしたケースが他のプロバイダーでも起きる可能性がある。ユーザー
全員が公平なサービスを受けるためには、ニフティサーブのようなメール総数制限な
どは、ある程度仕方がないのかもしれない。
 このケースは、ネットワーク上でリソースを共有するサービスについて、新たなル
ール作りが必要な時期に来ていることを表わしているのではないだろうか。
[Reported by takasaki@impress.co.jp / nohtomi@pis.bekkoame.or.jp]

(96年8月12日)