[ニュース] ---------------------------------------------------------------------------- 全米科学財団が「次世代インターネット」に関する2件の発表を行なう 研究機関に補助。学術ネットワークと商用ネットワークの相互接続を完了 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.nsf.gov/od/lpa/news/press/pr9644.htm http://www.nsf.gov/od/lpa/news/press/pr9645.htm http://www.vbns.net/ 全米科学財団(National Science Foundation:NSF)が8月15日、「次世代インタ ーネット」に関する2件の発表を行なった。 まずNSFは、高速ネットワークを必要とする研究を行なう大学をはじめとする機関 に対し高速ネットワーク「vBNS」への接続と、研究に必要な資金を提供すると発表し た。対象となるのは、分散コンピューティングやリモートアクセスなどの、高速ネッ トワークが必要な研究。第1期としてイリノイ大学やコロラド大学など13の機関に提 供され、次回は35件に提供される見込み。 また、政府支援の学術ネットワーク「NSFNET」と、複数の商用ネットワークとの相 互接続が完了したと発表した。NSFは、1980年代中頃よりNSFNETのバックボーン設置 に取り組んでいる。NFSはこの相互接続プロジェクトのために、ニューヨーク、サン フランシスコなど4ヶ所にアクセスポイントを設け、Sprint社やBellcore社などの商 用ネットワークと相互接続を行なった。 今回の発表に関連する高速バックボーンについては、Newsbytesなどをはじめ複数 の報道機関に、近い将来に回線速度が622Mbpsに引き上げられるという予測が掲載さ れている。しかし、NSFから回線の増強に関する公式発表は、今のところ行なわれて いない。 今回の発表を見ても、NSFが次世代インターネットの強化に動いているのは明らか であり、今後もこうした学術/商用ネットワークの相互接続および回線の高速化が進 むと思われる。 [Reported by takasaki@impress.co.jp/yuy@hawaii.edu/fumitake@st.rim.or.jp] (96年8月21日)