[ニュース]
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インターネットプロバイダーの59%が赤字と回答
大和総研が「インターネット接続プロバイダの動向」調査結果を公開
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http://www.dir.co.jp/kj/index.html

 株式会社大和総研は「インターネット接続プロバイダの動向」調査の結果をホーム
ページ上で公開した。調査は、7月15日から8月9日にかけて、プロバイダー360社に対
して行なわれた。回答社数は103社。ページでは、「プロバイダの多くが赤字経営」、
「今後一年間のインターネット人気の変化について」など興味深い項目が並んでいる。
 収益状況を明らかにしたプロバイダーは87社で、そのうち、黒字経営は5社、収支
トントンは31社に対し、赤字経営を余儀なくされているプロバイダーが51社と、半数
以上が厳しい収益状況にあるという結果が出た。なお、調査時(6月末)には、プロ
バイダー業者が884件(郵政省調べ)あり、この調査結果からすべてを判断すること
はできないが、非常に厳しい数字が出たと言えよう。
 「今後一年間のインターネット人気の変化について」は有効回答101件中、現状の
まま続くと回答したのは32社で、69社は若干沈静化すると見ている。また、今後1年
間の接続料金料金の動向については、有効回答101件の内、半数以上の53社が料金低
下を予想している。今後一年間のプロバイダ数については、49社が「淘汰が始まり減
少する」と見ている。
 なお、この調査結果はホームページ上でだけ公開されている。
[Reported by okiyama@impress.co.jp / shigeko@sugamo.linc.or.jp]

(96年9月18日)